草原になびく草花と飛び回る蜂

ゆったりと歌う妹とわたし草原になびく草花と飛び回る蜂

「好奇心」について論文や本を書くとしたら、どんなことを書く?「農家」の成り立ちとかだろうか。それとも、一個人の考え方からの見解だろうか。

薄暗い日曜の早朝にビールを

仕事で関わった女性がいる。
少し変わったイメージで、トークの内容がいつも興味深かった。
おまけに彼女は資格マニアだということ。
保育士免許、クレーン免許、インテリアコーディネイター。
TOEIC800点、書道師範免許、元スチュワーデス。
公認会計士も取得しているとうわさ。
さすがにこのことを友達に話してみたところ、あなたの聞き間違いじゃないかと思う、と言われたけれど。
彼女は、父親と同い年の部長と職場結婚で寿退社していった。

陽気に体操する彼女と飛行機雲
深夜、眠れないときに、映画を起き上がって見ることがある。
この前見た映画は、エスターというタイトルのアメリカシネマだ。
メインの、エスターは、しっかりしているけれど少し不思議な少女。
終わりには想像もできない結果が見れる。
これは観賞の真ん中で、結末が分かる人がいるのか疑問なほど想像もできない真実。
それは、ビックリとするのではなく、非常にゾッとするような終わり方だった。
ストーリーは、日頃の私の深夜の時間を満足させてくれる。
と言っても、常にアルコールとつまみも一緒なので、体重が増加するのが分かる。

目を閉じて吠える彼とわたし

人間失格をラストまで読んで、主人公の葉ちゃんの感情も理解できるな〜と思った。
主役の葉ちゃんは生活するうえで必ず抱いている価値観を、大いに抱いている。
それを、内に隠さないでお酒だったり異性だったりで解消させる。
ラストで、居酒屋のマスターが、「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と話す。
ここで初めて、主人公の葉ちゃんは器用ではないんだと、まじで悲しく思ってしまう。

ひんやりした金曜の深夜に足を伸ばして
アンパンマンは、小さな子に人気の番組だけれどすごく暴力的に見える。
番組のラストは、アンパンチとばいきんまんをUFOごとぼこぼこにして終わりにするといった内容がとっても多いと感じる。
小さな子にも大変悪い影響だと私には思える。
ばいきんまんが、そんなに悪いことをしていないときでもぶん殴って解決する。
アンパンマンは、ばいきんまんとかびるんるん達を目撃したら、やめろといいながらすぐにこぶしを突き出している。
話を聞かずに問答無用だ。
話をするわけでもない。
ただ、暴力で終わりにするからいつになっても変わらず改心せず、いつも同じ内容だ。
きっと原作は攻撃的でないかもしれないけれど、アニメ向きにする必要があって戦いのシーンをいれてそのようになっているのだろう。

蒸し暑い火曜の早朝は昔を思い出す

今日は少年は、小学校の給食係だった。
帽子とマスクを着け、白衣を着て、他の給食係たちと、今日の給食を給食室に取りに行った。
今日の主食は、お米ではなくパンだった。
バケツのように大きな蓋付きの鍋に入ったシチューも。
少年は、一番重い瓶入り牛乳は、男子が持たないといけない、と考えていた。
クラス皆の分だから38本ある。
だから自分が、バットに入った瓶入り牛乳を持ったのだけど、同じ給食当番のフーコちゃんが一緒に持ってくれた。
重たい牛乳を女子には持たせたくはなかったけれど、同じクラスで気になっているフーコちゃんと一緒に教室まで歩ける、と思った少年は、少しドキドキしながら、そのまま2人で牛乳を持って行くことにした。

月が見える金曜の昼に足を伸ばして
夏期なので企画が非常にたくさんで、このところ、晩にも人の往来、車の通りがものすごくたくさんだ。
へんぴな所の奥まった場所なので、平素は、晩、人通りも車の通行もほとんどないが、花火や灯ろう流しなどが行われており、人の通行や車の通行がとっても多い。
通常の静寂な晩が妨げられていくぶん耳障りなことがうざいが、日常、元気が僅少な地方が活況があるように見えるのもまあいいのではないか。
近くは、街灯も存在しなくて、小暗いのだが、人の往来、車の通行があって、活気があると明るく思える。

涼しい大安の昼は読書を

作家、江國香織の小説に表れる女性は、どこか狂気に満ちている。
話に出せば、ホリーガーデンの果歩。
他にも、がらくたの柊子。
もう一つ上げると、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の隠れた性質を、極端にして表現した形なのだろうか。
最高にクレイジーなのが、「神様のボート」で登場する葉子。
もしかすると迎えに来るかもしれないあのひとのために、たくさんの場所に引っ越す。
恋人を忘れないで、必ず会えると確信して。
最後には「ママは現実を生きていない」と、愛娘に言われてしまうが、彼女には全然よく理解されない。
というのが、神様のボートの最もクレイジーなところだ。
個人的には、ウエハースの椅子には絶対に座れないけれど神様のボートには乗りたい。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど可憐で少々病んだ登場人物が大大大好きだ。

雹が降った仏滅の晩に座ったままで
今日の体育の授業はポートボールだった。
少年は、ボールを使ったスポーツが苦手だったので、ふてくされて体操着に着替えていた。
きっと今日は、球技の得意なケンイチ君ばかり注目を集めることになるだろう。
おそらく今日は、運動神経のいいケンイチ君が活躍して女の子たちにキャーキャー言われるだろう。
だとしたら、少年憧れのフーコちゃんも、ケンイチ君を見つめることになるのだろう。
少年は空を仰いで体操帽子をかぶると、体育の場へと向かった。
でもフーコちゃんは、ケンイチ君ではなく、少年の方を何度もチラチラ見てたのを、少年は気付かなかった。

月が見える土曜の深夜に外へ

太宰の斜陽、好きの私は、三津浜の安田屋旅館に行った。
同じく太宰が割と好きな母。
ここ安田屋旅館は、太宰治がこの小説の一部を書くために泊まった宿泊施設。
階段を動くと、ミシミシと、音が聞こえる。
見せてもらったのは、彼が宿泊した二階の古びた部屋。
富士が半分だけ、顔を出していた。
道路を渡ってすぐの海の海面には生け簀が張ってあった。
このあたりは足を運んだかいがある。

風の無い火曜の日没にひっそりと
さやかちゃんは見た感じだけではのんびり屋に見られるようだけど、アクティブな女友達。
夫と、1歳のけんちゃんと、3人でフレンチレストランの向かいのアパートに住んでいる。
正社員の仕事も子育ても完璧にこなして、忙しいけれど、時間の使い方は素晴らしい。
ちょっとでも暇を見つけると、今夜は空いてる?と絶対メールをくれる。
私は結構頻繁にホットケーキを購入し、さやかちゃんのうちに遊びに行く。


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